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盗人講座


RPGツクールのフリーゲーム。
基本的に舞台はひとつの街だけ、戦闘はイベント以外なし、という珍しいシステム。

主人公は盗賊見習いで、スリの仕方を習い、街の住人からいろんなものを盗んでいく。
盗みが合法(?)な街なんだよw
人の命と麻薬以外は盗んでよし、なルールらしい。
ただ、「免罪符」という盗むための免許のようなものが必要で、それは盗みを教えてくれる組合で売っている。
盗みを失敗すると、その免許を相手に渡さなくてはいけない。

盗みを成功した時は「取られちゃった!」と言われ、失敗した時は「甘いね、免罪符はもらっておくよ」と免罪符を取られる、そんな盗賊の街w

盗賊になるための授業料を払う以外ではそんなに「盗み」をしなくてもよかったりする。
(免罪符が買えなくなったときのための救済措置があるから、それで授業料を納めれば一回も盗まなくてもクリアできるかも)
でも、このゲームで沢山あるイベントは「盗む」ことで進むから、街の人全員から盗むほうが楽しいよ。

人に話しかけると「落ち着きがない」とか「隙がない」とかいう解説がつくから、そこで盗めそうだなって相手を選んで盗む。
ある程度腕が上がったかなーと思ったら手ごわそうな相手にGO。
あんまり先に延ばしすぎると、盗める機会や、アイテムをのがすので出来るだけ挑戦してみるといいと思う。

このゲームはグッドエンドとノーマルエンドの二種類ある。
街をくまなく探索してれば自然とグッドは見られるはず。
普通のRPGやるようにプレイすればね。小さなメダル探し回るよりは楽だw

そしてこのゲームのよさはクライマックスにある。
山場になるまではイベントも淡々と進んでて、盗むのと戦闘がない以外はよく見る設定のキャラやアイテムだなーと思っていたんだ。
でもその「よく見る設定」が最後の最後ですっごくうまく使われてた!
これ、ゲームや設定に慣れた人ほど「おお」って思うんじゃないかな。

ラストが気持ち言いし4〜5時間でクリアできるのでおすすめ!

欠点は…序章か第一章が終わって、これから大活躍が始まるってときにゲームが終わることw
まさに盛り上がったところで終了してしまう。続きが見たいのにもったいないよー


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2010.01.20