2巻も1巻に引き続き、ダンジョンものの話が二つ。
でも全然だれないし飽きない。
私がダンジョン攻略が好きだからなのかなー。
それともそれぞれシチュエーションが違うから?
このパーティが好きすぎるから、という理由もきっとあるんだろうがw
いちいち掛け合いが面白いし、戦闘中の作戦も面白い。
ルールブック持ってなくても戦闘で何やってるかわかるしね。
ところで、トランの悪の幹部っぽさや魔法使いっぽさや大首領とのやりとりとかが、シリアス5秒しか持たないんですが。
ファミリアでオチがつき、トラベルガイドでオチがつく。
素晴らしいですね。
……萌えと笑いが立て続けすぎて、休み休みじゃないと読めないよ!!
NPCの珍妙な行動とか、ツッコミとか!
そーいや、ルージュって、本文のツッコミが少ないよーな……気が。
キャラが十分すぎるほどツッコミするからなんだろーか……。
あ、ここで思いがけないゲストキャラが登場したんだけど最初読んだ時はまだそのキャラ知らなかったんだよね、もったいないことしたなー。
こういうゲスト登場っていうの、好きなのに…やっぱ順番どおりに読まないとだねー。
そして2巻におけるNPCのVIPは間違いなく妖精。
なんていうか、一人勝ち?
ただでさえテンション高いきくたけリプで、ぶっちぎりのクオリティを誇ります。
「すぅばらしいっ! 素晴らしい!」
この妖精の罠にかからないように、プレイヤー達の精神が極限まで追い詰められるw
その空気が読んでて激しく伝わってくるのがまた……w
このラストにすっごい強いボスが出てきます。
最初から勝たせるつもりのない、ボスだったらしいです。
パーティが負ける想定でシナリオを組んでいたとか。
ボロボロだったのに…
戦闘前のシナリオ中にだいぶ切り札を使ってしまってたのに…
勝っちゃった……w
この先どうなるか楽しみです。
2006.11.18