TOPへメニューへTRPGへ

封印伝説クリスタニア


キャラ立てしやすいシステムのせいかすごい早くキャラと性格を覚えられたリプレイ。
神獣の民っていう種族なら信仰してる獣の性格とか性質、役割であっという間にキャラが立つ。

そのおかげで最初からすごい楽しかったなー。
性格をどんどん前に出してて。繰り返しのネタが多かったのもあったのかも。認印とかw
リュースとリヴリアが特にキャラ立ってたなって思う。
しょっちゅうこの二人でけんかしてたというか、リュースが手玉に取られてたというか、そんな感じで。
アロートも仲裁してるのかひっかきまわしてるのかわからない話術が多かったw
(シリーズの後でシロフォノが出てきたら彼の独壇場だったけどねw)
絵もよかった。個性バリバリ出てて。後でイラストレーター変わっちゃって残念だったな。
この連中はギャグっぽい絵柄のほうがいいよ。絶対いい。

神獣っていうのがまた設定がおいしい。基本的に動物の姿してるんだけど、その名前と役割がいい。
ライオンのディレーオン、大鹿のラフォンテール、カラスのアルケナ…
名前のセンスがすごく好き。これ以上ないほどピッタリって感じがする。
こういうのって難しいのに。
パーティが面白いだけでなくて、この神獣の設定も魅力的なリプレイだとおもう。
自分の仕えてる神獣によって、考えが変わるのも面白かった。
パーティ内で信じる方向と意見が食い違うのもクリスタニアならでは。(神獣や他の神様信じてる人たちが一緒のパーティにいる場合ね)

物語は、最初はただのゴブリン退治(お約束だw)
徐々に世界規模の話になっていって、最後はスペクタクルなことにw
今まで封印してきた災いがどんどん目覚めていって、最後には邪悪な竜まで復活してしまうという……。

で、最後の最後は、やっぱり観戦モード。
レベルが満足じゃないのに大きな事件になっていったから仕方ないといえば仕方ない。
大ボス(竜)を主人公パーティが倒すっていう展開にはしづらかったよ。
レベルMAXまで鍛えてさらにドーピングしてないと勝てないんじゃない?っていう強さだったからー。

でも、最後は観戦だったとはいえ、ちゃんと盛り上がった、と思う。
少なくともロードス2のような疎外感はなかったな。
私が「TRPGのクライマックスだからって無理やりラスボス作って倒さなくてもいいんじゃね」ってタイプだからかもしれないけど。


TOPへメニューへTRPGへ

2009.05.14