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ダブルクロス 聖夜に鳴る鐘


ダブルクロスの世界はロイスという人のつながりがキャラの生命線。

今回はそれをGM自ら潰しにかかってきた!
これでもかってぐらい追い込んでる。

主人公の周りの人間が死んだり、記憶をなくしたり。
手当たりしだいって感じでロイスが切られていく。

人とのつながりをブチブチと切られていく主人公がまた…1巻よりも暗い!
そしてもう一人、こちらも孤立無援になったヒロインが暗い!
その二人がこれまでちょっぴりいい雰囲気だったものだから、遠ざけようとする主人公と置き去りにされたヒロインのシーンがこれでもかってぐらい、真っ暗。

そして、そのシーンで名前も出してもらえなかった残りPC二人。
(DXでパーティメンバーって言うとなんかおかしいな)
「大切な人は、もうケイトさんしか残っていないんです」という、ヒロインのセリフでも残り二人を除外してる。
主人公も、いろんな人の記憶が消えていく中でその二人から忘れられてしまう心配は一度もしていなかった。

理由。

「キミらのことを思い出すとな、面白くなっちゃうんだ」

確かにそうなのだからどうしようもないw
この二人をさっきの暗いシーンで思い出してたら本当に取り返しつかないほど面白くなっていたと思う。

そして最終話はすごかった……
最終話なのに、一人だけ世界が違うハンドアウトをもらったつかちゃんもすごかった……
とことんそういうポジションなんだなあ。

最終話はきくたけらしく世界中に異変が起きて、世界中の人がそれを感じるシーンが挿入される。
これ、DXの最初の巻なんだよなー……
これが他のリプレイも発売されてからのものだったら、絶対確実に間違いなく、そっちのリプレイキャラやNPCなんかも登場してたのに!
アリアンルージュの最終巻ではハートフル組も出てたぐらいだしw


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2008.03.24