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ダブルクロス 消え去りし楽園


平安のほうは、PCの自己紹介欄で「どんだけ濃いんだよ!?」って思ったなあーw
1ページ以上文字が詰まりまくった自己紹介。すげー。
実は月のかぐや姫、実は聖杯を追い求める騎士、実は……ww

しかしその華々しい自己紹介のわりには中身は堅実に時代ものでした。
セリフとか雰囲気出てる。
時代物の言い回し、よくあんなにTRPGでできるよね。
ノリでなんとかなるんだろうかw

もう一話のロストエデンは…今まで読んだダブクロで一番厳しいと思った。

オンラインRPGの世界が舞台で、その中に閉じ込められてしまったプレイヤー…の操るゲームキャラたちがPC。
ゲームの中でキャラクターが死ぬと、現実のプレイヤーも死ぬ。

大部分のほかのプレイヤーたちは普通にゲームを楽しんでて、出られない人が「死んで」も、ゲームの中のこととしか思わない。

ここが、残酷だなって思った。
ダブルクロスのほかの話では、現実世界が舞台で、もっと無関係ないろんな人が犠牲になってる話がいっぱいあるけれど、この設定の方がずっと残酷に感じる。

ゲーム内ゲームのようなシステムは大好きなんだけど…

ゲームの参加者を「狩る」ミニゲームがこのリプレイではあって、ターゲットになったのは「出られない」人たち。
他の参加者たちは、彼らがゲームの外でも本当に死んでしまうなんて知らないから狩りにくる。
その意識の差がなんか、すごくきついなー……

そういうのも味わうためのステージなんだろうな。



それから、このリプレイ、平安ステージとオンラインRPGでは書体が違ってた!
平安のほうは明朝体だったよ。
どうりで改行の少ない文章が読みづらいと思ったわけだ。
新書なんかも文字はそれだよね。
同じぐらいの文章量でも、明朝体だとものすごい拒否感を感じる。
わかりづらいこと延々と無駄に長ったらしく述べてる気がする、その文字の塊から受ける印象として。

平安時代の雰囲気は出てたけど…


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2008.11.19