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アルシャードガイア 神の贈り物


……よ、読みづらい…
明日へのプロファイルと同じゲームだよなあ?
あれはすんなり読めたのになんでだろう。

というのが読んでる間中頭を占めてて、物語に集中できなかった。
用語の解説ページがあちこちに散らばってて、いちいちわからない単語探すのに中断させられたからなあ。
用語解説はページの横か下にあると便利だとこのリプレイではっきりわかった。
いつもあると気づかないもんだなあ、この便利さ。
しかも別ページににあると参照するまでもない単語は意味わからんまま読み飛ばすから、余計に物語に入りにくかったしな。

特に、リプレイの専門用語の解説が困った。
レリクスという単語が何度も普通に出るけれど、意味わかんないまま一話の半分ぐらい読んでた。
戦闘での用語は参照いらなかったのが救い。
「○○を使ってダイスを上乗せします!」「ダイス振りなおしさせます!」みたいに能力使用宣言と効果を同時に喋ってくれてるから。

そしてなにより……キャラの口癖が聞いたことないスラングだったのが……もうね。
「ブルズアイ」=ビンゴみたいな意味らしい
この単語! この単語がわからないまま2話目の半分ぐらいまで読んでた!
「なんかのコードネームか?」「必殺技の一種か?」ってすっきりしないまま7割ぐらい読んでた。

…だってこの単語、技か武器の一種だとおもうよな…普通の会話に出てるから変だと思ったんだ…
読み返したらちゃんと単語の解説はあったけどさ…

上の不満は、アルシャードの単語に慣れてる人なら全然感じないと思う。「ブルズアイ」以外は。

単語解説不便だけでここまで語ってしまった。
PLが誰かわからんのと、PL発言がほとんどないので固いリプレイになってるのもいまいち読みづらいと思った原因かもしれない。
最初から最後までドラマチックなリプレイも嫌いではないけど、なんか、少しぐらいは息抜きがしたいと思う。

物語そのものは大変仕掛けが面白かった。
「自分」の影と戦うってのはいいよね。滅多にできないことだけど。
同じキャラ同士の戦いは先手取ったほうが勝つから。
一人だけ味方サイドにコピーのいないイレギュラー的キャラがいるのが大きいアドバンテージだった。
そのイレギュラーがまさしくこういうときの戦いに真価を発揮するタイプだったのもおいしい。
味方の行動を早くしたり、ダイスを振りなおしさせたりという能力で…いいなあ、こういうキャラやりたいなあ。
火力担当よりも活躍してたもんなー。

二話目もまた変わってた。
一人のキャラのOPと時々挟まるマスターシーンがあって、それが「破滅的結末」を迎える展開。
で、その結末にならないように、その結末から一週間前の時間軸のパーティが動く。

自分にどんな話が持ちかけられるか知ってるプレイヤーの、千里眼な会話は愉快だったなーw


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2009.07.30