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S=Fリプレイ ラ・アルメイアの幻砦(上)


主人公と、メインの黒幕敵役が最高です。

なにしろ主人公のPLが「Oはた」氏……。
その負けっぷりはベネットと同等か、それ以上。
卑屈というか三下というか、そんなプレイがひときわ輝いている!!
そーいえばDXオリジンでも「自分を負かしてくれそうなNPC」にたいそう嬉しそうでございました……

ことあるごとにヒロインのNPCを殺そうとしてるのも面白いw
「次の場面では『フィリアァァアアアア!!!』と号泣してる僕が!」
とか言ってw
確かに死亡フラグはてんこ盛りでしたけども!

で、その主人公と情けなさを競い合う黒幕のデスノート。
「ボクは弱いんだよ?」とことあるごとに口に出すキャラだけど、主人公がアレなので、 それ以上に負けに出ないと説得力が薄れてしまう!(笑)
ミストバーンとかオル・ゴールを思い出したなあ。

この二人が遭遇して色々絡む墓場のシーンが面白すぎ。
あとツッコミ入れてくる墓石も面白すぎ。


しかしデスノートは面白おかしいだけでなく、ちゃんと恐ろしい黒幕でもあったりします…


こんな怖い能力や手口は滅多にあるもんじゃない。
世界が滅ぶには慣れっこなS=F、読むほうもそんなもんだと思ってる。
でもデスノートの能力はそんなS=Fの中でもひときわ怖くて最悪の滅びを想像させる。
あの情けなさとこの凶悪な能力の組み合わせ、最高。
この敵役、本当最高。

「ボクは、最弱だけど……最強だ」
というセリフがもう、最高。

最後の最後にとんでもない悲劇も起こるし。
この演出がまたすごすぎる。


…なんかもう、この二人の感想しか書いていないぞ!?
ユースもいるのに。
他の色々なことは、後編のときに!


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2007.08.20