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アルセイルの氷砦


ものすごーく以前にプレイしただけあって
今現在いっぱい出てるきくたけリプを期待すると、がっかりするかもしれない。

なんか…ぐだぐだしてるからw

キャラの設定やポジションがかっちり決められてて
ストーリーのぶっとい主軸があって
最初からドラマチックな展開や
キャラの掛け合いがあるような、きくたけリプを期待すると、多分がっかり…w

内輪でわいわいやってるかんじ。
リプレイとしての読み応えは(前半は)あんまりない。
省略もいっぱい。いっぱいすぎて物足りない。読み応えがない。
キャラのやり取りも、イベントもさらっと。
戦闘シーンも注釈がないので苦戦してるのかどーか空気が伝わらない。(S=F初期はこういうの多いんだ)
注釈よりも、テンポや流れを優先したのかもしれないけど…
でも、たのしそーなんだなーw
「プレイしている」というよりも「遊んでいる」という。
そういう雰囲気は、他のきちっとした物語になってるリプレイでは見られないと思う。

しかし中盤以降、その物足りない流れはがらりと変わる。

キタローに濡れ衣がかかったあたりから、きくたけな展開が始まる。
戦闘が省略されたり、キャラの会話が少なかったりなのは変わらないけど、何かが明確に違う。
どんどん盛り上がっていく。
展開だけじゃなく、キャラがやっと喋り始めた、みたいになった。
PLの慣れなのかなあーw

…慣れと言うより、照れがなくなったせいかもしれない。
途中から格段にドラマチックになるんだもんなあ。

そしてそのドラマが最高潮になるのが、最終回w
みんなすげー!
NWみたいに死亡フラグ吐きまくり。
本当に死んでるのもいるし。
プレイヤーがお約束的おいしさを競い合っているようだった!
最終回だけに許されることをどんどんやってしまっている。これでもかというぐらいに。
最初と最後だけ見たら、とても同じリプレイとは思えないだろうな、これ。
ドラマの濃度が違いすぎる。
それっぐらい、最終回の展開はいい場面が詰め込まれまくりだった。


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2008.02.02