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新米女神の勇者たち【3】


アイヤールへのスニーキングミッション開始。

ここで、2巻に登場してたイスト君がまた出てきます。
NPCや場所を使い捨てにしないので秋田GM大好きです。

…でもやっぱり彼のグラスランナーな言動に読んでて違和感w
もう「イスト」って名前のイメージが固定されちゃってるからなあ。

一話目、潜入ミッション導入での会話で思ったんだけど、NPCもPCも色々ぶっちゃけすぎw
こういうのがパーティ名にもなった「ぞんざい」っていうんだろうかw
なんだろう、偉い人と喋ってる雰囲気があんまりない、気さくな空気。
このシリーズの全体的な空気だと思う。
さすが潜入先でくつろいだり、敵に捕まって連行された先でもそれなりにくつろいだり、「住めば都」を地で行くパーティだよ。
これってジークの性格が大きいのかな。

立場的に敵対してる相手とも交渉や会話で、それなりの関係を作るのが本当にうまいしね。
この巻で出てきた奴隷商人も、パーティに襲撃されて拘束されて利用されて…本来なら通報してるところなのに、迷惑料たっぷりもらってなあなあになってたよw

そういえばここで、ジークが「いつかルーフェリアのプリースト技能をとってそう」って言ってるし、その先の巻でも「取っておけばよかった」って言ってるけれど、7巻が出た今現在も取ってないな。
SWは2.0になってもフレーバー感覚でスキル取るの難しいんだろうか。

二話で出てくるジークの弟はなんていうかツンデレ?w
兄への対抗心とか意地っ張りなところとか、でもやっぱり気にしてるところとか。
ツンデレという言葉がテンプレートの代表みたいになってきてる最近、この自然な会話は楽しかった。

三話目はカオス。
エア一人の探索のために、他の全員が囮になってはしゃいでた。
そして、探索してるエアもまた、仲間との意思疎通のために魔法としぐさで凄まじくすごんでたw
説教タイムでも手紙交換してカオスw

その後のパーティの迅速さは気持ちよかった!
GMの予想をはるかに上回る即断即決即実行!
いろんな被害を事前に防いだと思う。
読んでて気持ちいいw
そこでの戦闘も、ちょっと奇襲っぽくて好みだ。


メッシュは今回も面白いなあ。ローランド相手の口車とか。
ムーテスがホワイトドラゴンに変装してみたいと発言した時の返しが大好き。
「無理で御座います。お前、自分の身体の面積がどれくらいあるのか考えたことはありやがりますか(爽やか)」

ソラの交渉決裂ぶりもよかったw
即決ライトニング、好きだなあ、ソラw

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2010.03.27