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ワルツ1 旅立ち・お祭り・子供たち


このシリーズ、サブタイトルが好き。

ほのぼのしたリプレイ。
SWじゃないみたいだ。
スチャラカとかへっぽこでもたまにしか見ないようなのんびりした空気が、このリプレイではほとんど全話に満ちあふれまくっている。

たぶん3部、4部、5部と、ぺらぺらのシビアなリプレイに慣れすぎてたんだろうなあ。
ワルツは今までのSWと比べると本当に、違和感あるほど、ゆるやかな雰囲気だ。

報酬を少ししかもらわないし、もらわない時もあるし、せっかくたまったお金は孤児院に送金してるし…
こんなにぬるくていいの?って最初思った。
やっぱり3部、4部、5部(略)
SWでこんなゆるくてぬるい(お金に関して)プレイしてもいいんだ、って思うまでには結構かかりましたw

よくもわるくもプロの冒険者じゃないところがある。
冒険者なのが一人しかいないからなんだけどw
あとは孤児院の子供と先生だ。……と思うと、このぬるさもわかる気がするなー。

で、リプレイ収録の話が「お祭り」なんですよ。
いきなりお祭り。
目的に沿って動くのではない、小ネタ満載のフリーイベントが第二話目で登場。
普通はキャラが立ってきて、もうちょっと後に出てきそうなネタ。
二話目にしてキャラが立ったってことなのだろうなあって、思ったw
それに、このパーティはこういうイベントがよく似合う。

このリプレイは、パーティキャラが孤児ばっかりなので、親子や家族が絡む演出やイベントが多い。全体的に。
あったかくなる話、楽しい話の中に、そんな演出が挟まってちょっとほろりとさせてくれる。


〜以下、ワルツの(リプレイ内容ではない部分への)最大の欠点への盛大な愚痴〜






そういうわけでワルツはシリーズ全体的によかったわけですが……
監修者の注釈が死ぬほど余計でした。
拾った宝物決めるのに十面ダイス使うのが気に入らないってだけで(苦笑)までつけてぼやきに出て込んでも。(本文のど真ん中に)

本文に書くなら、他の地の文章と同じ書き手(GMだとおもう)がフォローするのがいい。
雰囲気を壊さないはずだから。


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2008.12.18