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りゅうたま3 旅する大樹とあるく赤い砂漠


今回の舞台は砂漠でした。

案の定というか、なんというか、迷子になるお子様+ポーレ、バルフェン。
砂漠で迷子はシャレにならねー!

1話目は、狩りの話。
成人の儀として、でかいモンスターを狩るという、ティグレ主役なエピソードでした。
同じくこの狩りを達成させようと頑張る砂漠の部族の女の子がNPCとして同行するんだけど…

ティグレとの会話が同じレベルですごい面白い!
なにこの息のあいよう!
喧嘩の息までぴったりすぎるw
すごいとしかいいようがないな。これ。

ラストはちょっと切なくなるんだなあー。
この話は全編通してティグレの行動やセリフがものすごく輝いていたと思う。
300%ぐらい空気読んでいた!
(ティグレが)空気読まないところも(プレイヤーは)完璧に空気読んでる!w

みのむしみたいな寝袋作る魔法がよかった。
実際に使ってみたい魔法がいっぱいあるw

なんか、今唐突にFF7の「マテリアは戦いに使う魔法ばかり、古代種は戦ってばかりだったのか」とかいう話を思い出した。
コンピュータゲームは「ダメージ与えたり回復したりプレイが便利になったり」っていう魔法ばかり。
TRPGだと、それに情報収集が加わる。
これも戦闘ではないけどゲームをクリアするための能力やスキルなんだよね。

有利になるためではない、ちょっと楽しくなるような魔法は少ない。
このゲームの《エミナ・ノンノ》っていう花を咲かせるだけの魔法がすごく魅力的に見えたのはそれでかも。



次の話は、一言で言うと「怖かった」かな…

「うわー死んじゃうよこれ、ダメかも」っていうのが、話のうちの3分の1ぐらい占めるんだもんw
普通のリプレイだと、そんなこと考えるシーンは戦闘ぐらいで、大体10ページ、長くて20ページもあればどうなったかわかる。
でもこのリプレイでは、その緊張感がすげー長く続いた!w
砂漠を越えるまで続いたよ。

戦闘でやばくなるのと、自然の驚異にさらされてやばくなるのは、なんかもうレベル違うね。
これだけハラハラしたのは……ルージュ3巻ぶり。

砂漠っていう、厳しい地形なのもあるけど、何よりパーティの雰囲気が「険悪」だったのがハラハラした。
「自分を追い込んでください」って最初にGMが言ったんだけど、みんな想像以上に追い込みすぎだw


特に面白かったセリフふたつ。

「ジルベルトは料理人です」

「前にもやったことあるんで、できるッス」

それぞれ単体だから、何が面白いのかさっぱりわからないと思う!
でもどうしても書きたかった!


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2009.02.24