TOPへメニューへFCへ

百の世界の物語


RPGなボードゲーム。
周回と言う概念がない。
普通のRPGにありがちな「お使いクエスト」をこなすことでレベルやお金が溜まっていき、一定まで溜まったプレイヤーが勝利。
周回しないため、ドカポンとは全然違う。
土地も持たないので、カルドセプトとも違う。

百の世界の名の通り、起こるイベントやマップが完全にランダムで同じ展開がないボードゲーム。

マップが、カードというか、パネルを並べて伏せたような状態から始まります。
毎回、マップはランダムで決定されるのでパネルの下に何があるか、まったくわからない状態。
GBの『モンスターメーカーRPG』みたい、といったら伝わる人には伝わると思う。

誰かが歩かないとカードはめくられない。
「ここからにしの○○に連れて行ってね」みたいなクエストが当たった場合は、まず街を探さないとw
誰にどのクエストがくるかわかんないんだよねー。
時には全然イベントが起こらないことも。

覚えてる限りのイベント…

NPCを○○の街に送っていくorアイテムを取って来る
おばあさんが孫に渡したい何かを運んでいく
ダンジョンに巣くったモンスターを倒す
沼の妖精から何かをもらう

…など、お約束のものばかり。

アイテムや魔法は、普通のRPGと同じ。
装備して強くなっていく。
魔法は、スクロール制と言えばいいのかな、買った魔法は一回使うとなくなる。
ムーブやバイムーブの呪文が使い勝手よすぎだったw
(固定歩数歩ける魔法。当然好きなところにとまることができる)

お金や経験値をためたプレイヤーが優勝、なので、プレイヤー同士の争いも熾烈なものになります。
「倒して」イベントなどは、止めを刺したプレイヤーがクエストクリアしたことになるので、先にダンジョンに入って、いくらボスに攻撃を当ててHP削ってても横取りされてしまう可能性がある。
(そこでムーブの魔法が使えるんだなー)

「アイテムを持って来て」「連れて行って」イベントは、自分が持っているので他に取られることはない。
ただ、足手まといを連れていると途中で戦闘が起こったときに大変。

次々とイベントや頼まれごとが舞い込んできた時はそのへんの優先度も考えるといい。

プレイヤー同士が同じところに止まると戦闘することもできるけど…
はっきりいって無駄。
戦闘で1ターンかけると、ボードゲームの1ターンが丸ごと消費されるから。
プレイヤー同士だと、力の差もそれほどないので…かなり無駄なことになる。
倒して経験値やお金巻き上げるよりも、他のクエスト探したほうがずっと効率的。
コンピュータはバカだから、しょっちゅう戦うんだよね…
「いじわるだいすき」なAIにすると特に。
…嫌がらせや出し抜き方なら、もっといい方法がいっぱいあるゲームなのに、これw




TOPへメニューへFCへ

2007.12.15