OPがとてもよいのです。『Ｆａｍｉｌｙ 〜７人の麦わら海賊団篇〜』。
「おれたちはファミリ〜♪」というあの曲と色んな名シーンのダイジェスト。
これ一周見ただけで涙ぐめる！
OPの不満は一個だけ。
なんでウソップのパートをロビンが歌ってるのさー。
ロビンが歌っちゃダメとかいう問題ではなくて。
ロビン未加入の時に出来た歌に、無理矢理ロビンのパートを作ってるのが嫌なんだよー。
歌詞はともかく、ロビンらしからぬノリノリのリズムが合ってない、あってないよ。
ウソップ用のパートに、ねじ込んでもね…
このゲームのストーリーは、ジャンプRPGにはお約束かもしれない記憶喪失な展開。
プレイヤーが記憶喪失になって主人公らの仲間になるか、いきなりレギュラーメンバーが記憶喪失になってるか。
ありがちだけれど、美味しい。
…失敗することも多々ある題材だと思うけど。
このゲームは話はともかくその設定を最大限活かしてた。
キャラが大事な想い出を失ってる状態から、だんだんその大事な思い出（名場面）を追体験するシーンが盛りだくさん。
これまでの想い出を取り戻すため、これまでの島や村に立ち寄るルフィ海賊団。
そこで起こるイベントは本編と真逆なパターンが多い。
敵がものすごいいい人として登場したり、知り合いに思いっきり罵倒されたりする。
ビビやイガラムが最初の頃みたいに敵として登場することもあった。
…敵だった奴の一部はどーもその状況を自覚してる風なんだよねえ。
今の状況をわかっていながらも、変な役を演じてこっちを騙そうとしてるような。
味方だった知り合いは、操られてるとか嘘の記憶に翻弄されたりしてるかんじ。
ちなみに後で正気に戻る。
で。いかれたこの展開をどう収拾するか。（グランドラインからもとの海に戻ってるし）
夢オチ丸投げでした。
そんなかんじでかなりカオスった展開だけども、いいところはちゃんといい場面として出てくるので気持ちよくプレイできる。
システムは、海を探索しつつ島や村に行ってイベント。
他の海賊船やボスとのイベント戦闘つき。
探索しないと技が増えないｗ
何かありそうな場所では反応があって、それを参考にしてどのへんだろうなーとあたりをつけて探すのがけっこう楽しかったりする。
戦闘ぐらいかなー。テンポがいまいちで面倒なのは。
出てくるカードを選んで必殺技を繰り出す、みたいなものなんだけど…
なんか、長いんだ。
一部ボスは回復するし。
ザコのエンカウントが少ないからこそ出来る長さだろうな。
2008.01.18