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烈車戦隊 トッキュウジャー


ここが好き

【トッキュウ6号/虹野明/ザラム】
この特撮ページ作ろうかなと思ったのは大体彼のせい。あとエンター。
いつも追加戦士登場回以降は面白さが倍以上にアップするのだけど、彼の登場は例年以上の異彩を放ち、おいしくて、面白かった。
17話、最高だった。

登場回のインパクトの後、回を重ねるごとに(特にネタ回)どんどん好きになっていって12月の3回でなんか限界突破した。
ただの人外じゃなく、怪人態にもなれるし、寝返りでエピソードが膨らむおいしさもあり。

「純然たる悪の怪人から戦隊の仲間となった戦士は、虹野明が初めてである」(スーパー戦隊シリーズ Wiki トッキュウ6号/虹野明/ザラムの項目より)
……あれ、トリンはどうなんだろ。でもトリンは怪人形態がデフォだからな……要素は同じでもおいしさの方向は違うよな。トリンはモークのほうが近いよな。
怪人態って大抵は暴走してる時だけとかで、完全に仲間になって並んで変身する頃には出なくなったりするけれど、ザラム形態は加入後も普通に戦闘もできるし、明としての人格を持っていて活躍している、おいしい!
思えばライダーではそんなに珍しくもないんだよなあ。555とか。
そこらへんも、ガオシルバーやウッチーは元々人間ってとこもあってちょっと違う。

【トッキュウ2号/トカッチ】
登場1秒で好きになった青。
変身後の初登場、かっこよく盛り上がるだろうところでいきなりこけるとか!
なんだこれおいしいな!

役者さんの演技もいいんだよね、ちょっとオーバーでどちらかというとかっこ悪い動作、表情。いいなあ。
ブログを見に行ったら素顔がえらいクールなイケメンでびっくりした。
これどの役の人? って思うぐらい顔がちがう!

【画面隅っこの小ネタ】
トッキュウは、画面の隅や、ロングの時もそれらしい反応を見せることがとても多い。
「笑顔は危険」で、怪人の背後でネタが繰り広げられていたけれど、ああいうのが普段からちょくちょく挟まってる。
「恋は大騒ぎ」で、画面の後ろのほうで倒れるトカッチ、介抱されるトカッチ、運ばれていくトカッチ。
普通はそっちがアップになったり、カットとして入ったり、なんらかの視聴者へのアピールがされるものだけどそれがない。
自然にそういう空気ができているというか、メインの場面じゃなくてもそれぞれの反応・行動をしているんだ。

メンバーを誰か一人にしぼって、変身後、変身前、ロボ操縦時とずっと追いかけてみていると、すっごくさりげなく、でもとても「らしい」ことをしている。
41話で、明がみんなの名前をきちんと呼んだことに喜ぶトカッチとかね。
こういうの、他の戦隊ではあまり見られなかったような気がするんだけどどうだろう?

【中盤のネタバレ要素】
(バレがあるのでちょい空けます)












子供5人と怪人一人のハートフルふれあい戦隊であるということ。
これ、この要素、好きな人が多いと思うんだ。子供と怪物、化け物の組み合わせ。「モンスターズ・インク」みたいな。王道だよ。
トッキュウメンバーの5人が子供だと思って見ると、また違った見方ができて二度おいしい。特に34話「恋は大騒ぎ」と41話「クリスマス大決戦」。
役者さんたちの演技も「うわ、本当に子供に見える!」って思えるからすごい。演技力とんでもない。

他の感想ブログさんでは「怪人と子供に変換してみるとすごい和む」と言うさらなる楽しみ方が編み出されていて、確かに好きなシーンをそうやって脳内変換するとまた一味違って楽しい!
本家映像でも一度、それぞれの本来の姿、子供とザラムの競演を見てみたいなあ。


第5駅「消えた線路の向こうがわ」

食い物の恨みを晴らすライトに笑うw
変身といてまで見せびらかして食ってるよ!!
ヒーローの絵面じゃない! 変身してもしてなくても、100%ライト!
今年のレッドはひどいな! このノリ大好きだ!

そんなことを思った回だった。
この子供っぽいところも、本当に子供だからなあー。
リーダーを決める会話や、トカッチの身振り手振りなリアクション、カグラのなりきり。
ミオとヒカリはもうちょっとしっかりしてる感じだ。
ゲキレンのジャンは、ちょっと子供「らしさ」をデフォルメしすぎてはずしちゃった感があったけれど、トッキュウは子供の良さも悪さも自然に出ていると思う。

変身前の俳優さん、変身後のアクターさんのシンクロがとんでもないなあとも思ったな。


第17駅「雨上がりの空に」

ザラム(明)登場回。
トカッチと同じく、一発でキャラがわかるのがすごい。

降りしきる雨を背負い、ハーモニカを吹きながら超かっこよく現れるザラム。
ライトが言うとおり、これでもかってぐらいヒーローしてる。でもこれシリアスな笑いなのよね。

しかし将軍にしろ次回のリングシャドーにしろ、ザラムの人間の姿をきっちり把握してるんだよね。
ノア夫人や皇帝も。つかシャドーライン側は全員知ってる?
例外としてコインシャドーとは面識がなさそうだったかな、ぐらい?
気になる、超気になる。

キャラ的に似てるタイプの人が思いつかなかったけど、ヅラ(銀魂)や、樹液(ゴーバス)があげられていた。
真面目にボケる時の明石チーフも入るはずだ。

戦隊もライダーも、初期のノリが合わないとすぐ切る人はけっこういるけれど、追加戦士が登場するまでまず待ったほうがいい、絶対。
特に戦隊は「シンケンジャー以降追加戦士は子供受け重視の方針になったらしい」という噂があるので、追加戦士がきてからが本番かも。
確かにシンケン前のって、「すぐ溶け込む」「先輩や目上の立ち位置」「敵対・ライバル・一匹狼」な感じが多かったと思う。ドラマ重視と言うか。
シンケン以降はキャラの存在感重視なのかな。あんまりギスギスしない程度の位置で、仲間になってからもその個性と存在感は失われず独自の立ち居地を確保しているという。大好きです。もれなくキャラも濃いし、十分すぎるほど目立つし活躍もする。


第18駅「君の名を呼べば」

トッキュウ6号がかっこいい回。
曲調のせいか、6号はテーマ曲がかかる回数多いんだよね。戦闘中にかけやすいというか。
ほんとオレンジ色で動く6号かっこいいわー。中身明君だからめちゃめちゃ補正かかってるんだけどかっこいいわー。

前回も今回も、雨と虹の使い方が非常に象徴的だしビジュアルとしても映えるし、いいよね最高という言葉しか出てこない。

登場から2回目で正式に仲間になった明君。
なる・ならないを引っ張らない。そこがいい。
特撮が好きな理由ってやきもきした状態を引っ張りすぎない簡潔さがあるからなんだよ。
あと展開の速さね。ドラマや映画って「本編」が始まる前の前振りがすげー長い印象があってね。いつ話始まるのみたいな。
「本編」が始まってからの間とか伏線のターンは好きなんだけどさ。
昔はもっと引っ張ったり曖昧な位置で動いていた追加戦士も沢山いたけれど、東映YOUTUBEで2話ずつまとめて見れてたからあんまりやきもきはしなかったかな。



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