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新六門世界リプレイ 呪われ剣士と夢の島


第一印象。わかりにくいシステムだな、と思いました。
普段馴染んでいないシステム、というか。
きくたけリプの、システムの説明よりも雰囲気とノリで読め! 的なものに慣れていたからかも。

最近のものにしては珍しく、システムや戦闘ルール、戦闘風景を細かく収録したリプレイだと思います。
中略、とかあまりされない。
毎ターンの戦局がかなり細かく解説されてる。
このゲームの戦闘は並び順や順番などがかなり重要だから、なんだろうな。
通常のRPGなら前衛後衛ぐらいだけど、このゲームはそれ以外にもキャラの並びがあって、どちらかというとSLGみたい。

戦闘風景を読み飛ばしても楽しめるリプレイではないなあ。
このリプレイ、戦闘が苦戦してるってーところがかなり、読みどころになってるし。
ダイス振るたびに失敗を繰り返すニムとか、パーティ最大火力が封じられる同時攻撃とかw
ほんっと毎回シビアな戦闘が繰り広げられてる。

キャラ立ちはニム、ノーランが2強かな。
自信過剰なノーランはロールプレイでキャラが立ってるけど、ニムがすごい。
ダイスがことごとくダメっていうのは、狙ってできるもんじゃない。
どれくらいダメかと言うと、いいところがないノエルぐらいダメ。
出しちゃいけないところで最悪のダイス目をだしてくれるからな!
ノエルと違うのは、クライマックスに盛り上がるダイス目もでないというところ。
ダイス振るだけでキャラがどんどん立っていくよ、ニム…… スライムで死にそうになったキャラは珍しいんじゃないかな、ニム……
(ダイスでダメさが際立っていくその気持ち、私もよくわかるw)

…で、私はカイエが好きなのです。
シビアなセリフを言うカイエが。

カイエ、次のシリーズでNPCで登場して、ひどい目にあってるんですけどねー。
おかげで、新しい別のパーティの名前すら覚えられなかった。


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2007.11.22