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新六門世界リプレイ3 やりすぎ射手と燃える森


問題です。
子供が人質に取られて助けに行かなくてはなりません。
こんなときあなたのパーティはどうしますか?

1.回り込んで隠密行動、先に人質を確保。
2.ひたすら正面突破。

……ふつう、1、だよね……
しかしこのリプレイは一味も二味も違いました。
誰一人、2の選択をためらわなかった。

パーティでいちばん冷静な人も止めなかった。

んで……敵やGMが、パーティの動きを想定して立てた計画がパア。
「ここでこう行動させよう」と練っていた作戦、まったく役に立ちませんでした。
パーティの突入が手早すぎて、何もかもが間に合わなかった。
人質連れてきて脅すっていう行動も間に合わなかった。
しかも今まで散々パーティを苦しめてきた「同時攻撃」大連発のおかげで、敵側の後衛が能力を発揮できずに終わった。

結果オーライすぎる。


そして最終決戦、ラスボスと対峙するシーン。
ノーランがやってくれました。
こういうのがあるからTRPGはやめられない、面白い。
シリアスな中での、あのセリフ。
緊張感が一気に崩れ、そしてまた戻るw
これが小説だったら絶対出来ないよ。

ラストバトルは壮絶でした。
死人が出たもんな…しかもまたカイエ。
もう、全滅して終わるかと思った。

一人死亡で済んだことがむしろすごいのかも……。

ちなみに、死亡したカイエはその後アイテムの力で一時的に動いていました。
(数日後にまた死ぬ…とか。死亡を引き伸ばすアイテム?)
アイテムの効力がなくなったら、また生き返らせる(前の巻に続いて死亡二回目なんだよね)とパーティのメンバーが言っていたけれど、それを拒否していたなあ。カイエ(笑)

彼は……次の六門シリーズでNPCとして登場、そしてまた苦労をする羽目になるので、死亡のままの方が実はよかったのかもしれない。


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2008.06.18