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CardWirth【ネタバレ感想5】








「新人と私」(机庭球さん)

参謀すっごくかっこよかったよー。
『参謀がすごくかっこよく登場する』ルートを通ったってことだけどな!!!

そーかー、あいつ下っ端だと思ってたら首謀者だったかー。

推理は惜しいところで間違った上に
自分からどつぼにはまって多分一番バカなことした。
偽だとわかった時点であいつが一番怪しいのに!
偽の時点でそのアイテムに頼っちゃダメだってのに!
あああ自分のうかつさが憎い!

でも、そこで安易にゲームオーバーにしたり、無茶な難易度にしたりせずに
選択をミスった窮地さえもかっこいいカタルシスに変えるシナリオ展開!
最高だ!

簡単なことに気づかなかったから、推理間違ったから、全滅ね、とか
全滅は免れたけど悲惨な結果になったよ、とか
TRPGならうかつなプレイにペナルティを与えるところなのに、このシナリオは「それはそれでおいしい展開」に持って行ってくれる!


↑「新人と私」のネタバレ感想



↓「敵意の雨」のネタバレ感想


「敵意の雨」(JJさん)


そして毒蛇戦。
新人と私、よかったなあー! 机庭球さんのシナリオは大好きだ!!

冒険者との戦いでリコルの「静寂の霧」がすごく役に立ってる。
敵味方全体の魔法を解除という、すごい使いにくい魔法なんだけど、この戦闘ばかりはあっちの強化を全部解除という脅威の効果を!
(味方の強化も解除されるけど抵抗すればなんとかいける)

「反乱の援助」に続いてまた魔法が効かない敵も出てきた!
でも「炎のボレロ」は魔法じゃないから効くし! これを知ったのが「反乱の援助」シナの一番の収穫だったかもしれん。

あ、やわらけー。
魔法効かないんだからやっぱこれぐらいで死んでくれるとストレスなくていいな。

次は女性パーティ。
不死者対策していったら、不死者はぼろ雑巾になって転がってました。
…そしてこのパーティ一番脅威だ!
力のごり押しは脅威だ…

おいドラゴンゾンビwww
敵キャラが適度に憎らしく、適度に愉快でいいなあ!

っと、こいつ神聖が効かないのか!
よーし、いつもと違うアンデッド戦か。
なんか気合入ってきた!
…炎に弱いのに炎属性が回ってこねーよ!

そして最後の最後の戦闘。邪竜は強かった。ほんとに強かった。
アイテム持ちすぎで色々不便だったせいもあるかな…
神聖攻撃での防御はぎとりはクレースのしか効きませんでした。
回ってくるの遅かったから全滅しかけたじゃないか。

あと「蒼竜の瞳」をここで使って自爆こいた。
対ドラゴンのおいしい切り札だと思っていたのにー。

邪竜撃破。…エンディングがはじまった。
合間に挟まるいろんな場面を見ながら
ああ、終わっちゃうんだなあって思った…

敵対する人ばっかりだったけど、色々とガチのやりとりだったり軽口だったり、以前のシナのクロスオーバーだったり、バンパイアロード(笑い)だったり、交わしたやりとりのどれもこれもが最高だった。
戦闘も、口を封じようとか、回復役から狙おうとか、神聖の効かないドラゴンゾンビとか、
神聖で抜けないと倒せない邪竜とか、ギミック多くて面白かったし。

終わっちゃうんだなあ。
なんだかすごくもったいない。


そして最後の最後。溜飲も思いっきり下がったよ。
やっぱりこういう気持ちのいい終わり方って大事だよね!
モンスターは殺しても人間の貴族の悪事はもみ消されたりするから余計に。
こういうの本当大事。後味爽快。
そして盗賊がかっこいいぞ!
参謀と盗賊がかっこいいと本当にうれしいな!

ああ、素晴らしい名作だった。
クロスオーバー元もたくさんやって、今までとっておきにしていただけのことはあった。


↑「敵意の雨」のネタバレ感想



↓「悪夢の地」のネタバレ感想


「悪夢の地」(Tankさん)

押し寄せるアンデッドたちとの戦闘。
新兵っぽい子が、一人囲まれて、「ヤバイ間に合わないこれ死亡イベント!?」って思った矢先に!

別行動していた二人が戻ってきたーー!!
PT分断おいしいです! 机庭球さんのシナリオも「分断・ピンチ・おいしい!」の3段活用だったものなあ!!
たいてい、一番かっこいい、おいしいところに現れてくれる!

…イワンさんが掌波撃ったり、依頼人の二人もすごい活躍だ。


傷薬wwwwwww
きずぐすりwwwwwwwFEのネタだこれww
雰囲気を壊さない程度にさりげなくネタがいっぱい入ってるのもよし!!
わかるネタが出るたびにニヤリ。



しかしもう、ここからのみんなのかっこいいことといったら!

選択肢までかっこいい。ネタ選択肢も大好きだ。

ナレーションもこれがまた熱くたぎるんだ。ここがクライマックスだろうと思ってもまだ盛り上がる、これでもか、これでもかと!


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2013.10.25